上弦の鬼に選ばれた時代と順序の考察

考察系

鬼滅の刃には『十二鬼月』という最強クラスの鬼が12体存在しており(正確には13体いた)、上位クラスの6体は『上弦の鬼』と呼ばれます。(下位クラスは『下弦の鬼』)
この『上弦の鬼』の内、5体は113年前から顔ぶれが変わっていないと具体的な年数が示されていました。
以前に鬼滅の刃の出来事を西暦に直して年表にしましたが、具体的な年数を聞くと時期の特定をしたくなってしまう性格ですので、作中描かれた様々な描写や台詞から上弦の鬼たちが上弦の鬼に選ばれた時期を考察していきたいと思います。

当記事は、内容を踏まえデータサイトで書かれたものを考察サイトへと移行したものです。

初期設定の上弦の鬼

黒死牟(こくしぼう)

【作中での位】
・上弦の壱(一)

【確定情報】
・作中の113年前(1802年から1803年)には上弦の鬼になっている
・鬼になったのは戦国時代
・鬼になる前は鬼殺隊の隊士で、痣が出現するなど既に高い戦闘能力を持っていた

時期を予想できる歴史的な描写など

黒死牟が上弦の鬼に選ばれることについて明確な描写はありませんが、十二鬼月が結成されたのが江戸時代中期以降と思われ(猗窩座の項目参照)、黒死牟はその時点で既に鬼として相当の実力を有していたはずなので、上弦の壱は最初から黒死牟であったと推測されます。

上弦の鬼になった時期の予想

江戸時代中期以降(十二鬼月結成と同時)

猗窩座(あかざ)

【作中での位】
・上弦の参(三)

【確定情報】
・作中の113年前(1802年から1803年)には上弦の鬼になっている
・鬼になったのは童磨より先
・鬼になる前から鬼と間違われるほどの高い戦闘能力があった

時期を予想できる歴史的な描写など

人間だった時代に大規模な花火大会が行われていますが、日本で大規模な花火大会が行われるようになったのは1733年5月28日が最初(隅田川花火大会として現在に続く)とされているので、江戸時代中期以降に鬼なったと思われます。(ただし江戸時代の花火は作中と違い打ち上がる間隔がとても長かったらしい)
十二鬼月を結成するに際し鬼舞辻無惨から鬼になるよう誘われている描写があることと、鬼になる前から高い戦闘能力を有していたことを併せ、鬼化後すぐに上弦の鬼に選ばれた可能性が高くなっています。

上弦の鬼になった時期の予想

江戸時代中期以降(十二鬼月結成と同時)

半天狗(はんてんぐ)

【作中での位】
・上弦の肆(四)

【確定情報】
・作中の113年前(1802年から1803年)には上弦の鬼になっている

時期を予想できる歴史的な描写など

半天狗の人間時代に目の見えない人があん摩の仕事をしていたとの台詞がありました。
江戸時代における視覚障害者のあん摩は、1682年9月18日に杉山和一という人が開いた杉山流鍼治導引稽古所という視覚障害者向けの鍼治療教育施設が始まりとされ、広く普及するのは江戸時代中期以降(18世紀中頃)と言われています。
人間時代の半天狗は決して強くないので、鬼化してから上弦の鬼に選ばれるまである程度の時間を要していると想定されます。

上弦の鬼になった時期の予想

江戸時代中期以降(時期不明)

玉壺(ぎょっこ)

【作中での位】
・上弦の伍(五)

【確定情報】
・作中の113年前(1802年から1803年)には上弦の鬼になっている

時期を予想できる歴史的な描写など

玉壺については鬼化した時期や上弦の鬼に選ばれた時期を予想できる描写が一切ありません。

上弦の鬼になった時期の予想

江戸時代中期以降(時期不明)

童磨(どうま)

【作中での位】
・上弦の弐(二)

【確定情報】
・作中の113年前(1802年から1803年)には上弦の鬼になっている
・鬼になったのは猗窩座より後で妓夫太郎・堕姫兄妹より先

時期を予想できる歴史的な描写など

人間時代の童磨は新興宗教の教祖の息子として育てられていましたが、日本に新興宗教が誕生しはじめたのは江戸時代後期(18世紀後半以降)と言われています。

上弦の鬼になった時期の予想

江戸時代後期

半天狗、玉壺、童磨の3人(3体)に関しては、上弦の鬼に入った順番が定かではありませんが、童磨は黒死牟や猗窩座より遅く上弦の鬼に選ばれているはずです。

妓夫太郎(ぎゅうたろう)&堕姫(だき)

【作中での位】
・上弦の陸(六)

【確定情報】
・作中の100年程前(おそらく113年前)には上弦の鬼になっている
・鬼になったのは童磨が上弦の陸の時代

時期を予想できる歴史的な描写など

妓夫太郎と堕姫は人間時代から遊郭で暮らしていましたが、江戸に本格的な遊郭が整備されたのは江戸中期以降と言われています。
上弦の鬼が作中100年余り顔ぶれに変化がなかったこと、上弦の鬼が倒されると他の上弦の鬼が集められること、上弦の鬼の上位5人が113年前振りに集められ顔ぶれが変わっていないことなどから、作中の113年前頃に上弦の鬼の顔ぶれに変化があり(それ以降は変化がなく)、童磨の鬼化→童磨の上弦の鬼入り→妓夫太郎と堕姫の鬼化→妓夫太郎と堕姫の上弦の鬼入りという時間的な経過を考えると、この際に上弦の鬼入りしたのは妓夫太郎と堕姫である可能性が極めて高いと考えられます。

上弦の鬼になった時期の予想

江戸時代後期(作中の113年前)

後に選ばれた上弦の鬼

獪岳(かいがく)

【作中での位】
・上弦の陸(六)

【確定情報】
・作中に上弦の鬼になっている
・元鬼殺隊隊士なため、人間時代からそれなりの戦闘能力を有している

時期を予想できる歴史的な描写など

獪岳は上弦の陸になっているので、前任者である妓夫太郎と堕姫が倒された後に入れ替わりとして上弦の鬼に選ばれた可能性が高くなっています。

上弦の鬼になった時期の予想

大正時代(1915年秋以降)

鳴女(なきめ)

【作中での位】
・上弦の肆(四)

【確定情報】
・作中に上弦の鬼になっている
・上弦の鬼に入る前から鬼舞辻無惨の側近として活動している

時期を予想できる歴史的な描写など

鳴女は上弦の肆になっているので、前任者である半天狗が倒された後に入れ替わりとして上弦の鬼に選ばれた可能性が高くなっています。
半天狗と玉壺が倒された時点で下弦の鬼は解体、上弦の鬼も半壊という状況なので、他に候補となるような鬼もおらず、身近なところから手短に上弦の鬼を選ばざるを得なかったようです。

上弦の鬼になった時期の予想

大正時代(1915年末から1916年初)

鳴女が獪岳より先に上弦の陸に選ばれ、半天狗、玉壺が倒された後に上弦の肆へ昇格した可能性も考えられますが、そうなると上弦の伍がいない理由がよくわからないので、おそらく獪岳が先に上弦の陸に選ばれ、鳴女は矢継ぎ早に上弦の肆へ選任されたと考えられます。
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